「また、この時間か…」
夜中の静寂。隣で安らかに眠る夫。そして腕の中の、小さく愛おしい命。授乳は、ママにとってかけがえのない時間です。でも、時折襲いかかる、終わりの見えない孤独感と、片手しか使えない閉塞感。まるで広大な砂漠で渇きに苦しむ旅人のよう。「このまま、私の時間は消えていくのかな…」
スマホを手に取っても、片手では思うように操作できず、結局SNSをぼんやりスクロールするだけで終わってしまう。そんな自分に「もっと、この時間を有効に使いたいのに…」と、焦りを感じていませんか?
かつての私もそうでした。授乳中はただひたすら天井を見つめるか、ぼんやりとテレビを眺めるだけ。ある日、友人のSNSで「授乳中に資格の勉強してる!」という投稿を見て、焦りと劣等感が押し寄せました。「私だけが取り残されている…?」「このままじゃ、社会から置いていかれる…」そんな心の声が響きました。無理に両手を使ってスマホを操作しようとして、赤ちゃんをヒヤリとさせたことも。その時、「こんなことなら、いっそスマホなんて触らない方がいいのかも…」と、罪悪感と自己嫌悪のループに陥ったのを覚えています。
しかし、ある日ふと気づいたんです。この「片手しか使えない」という制約は、本当に「何もしない」理由になるのか?ふと目にした育児ブログで「授乳中の片手スマホ活用術」という記事を見つけた時、まるで砂漠でオアシスを見つけたような気持ちでした。「え、片手でできることって、意外とたくさんあるんだ…!」
そこから私の授乳時間は一変しました。片手スマホを賢く使う「密かな黄金時間」に変わったのです。
1. 電子書籍(漫画)で脳内トリップ
片手でページがめくれる電子書籍アプリは、まさに救世主。育児書だけでなく、昔好きだった漫画や小説を読み進める時間は、日常を忘れさせてくれる最高の気分転換でした。「ああ、この感覚、久しぶり…!」と、心の声が弾みました。授乳中の「静寂のオアシス」で、物語の世界に没頭する時間は、ママの心を豊かに満たしてくれます。
2. ネットショッピングで未来を創造
授乳中に「これ、あったら便利かも?」と思った育児グッズや、自分へのご褒美を片手でサッと検索。お気に入りに登録しておけば、後でじっくり検討できます。衝動買いを防ぎつつ、未来の「便利」や「楽しみ」を計画する時間は、小さなワクワクを与えてくれました。まるで未来への投資を計画するような、賢い時間の使い方です。
3. アンケートモニター(ポイ活)でプチ稼ぎ
短時間でサッと答えられるアンケートサイトは、まさに「チリツモ」の極み。数分でポイントが貯まり、それがお小遣いになる。「このポイントで、コーヒーでも買っちゃおうかな」わずかな金額でも、自分で稼いだという達成感は、ママとしての自信に繋がりました。片手しか使えない制約が、新しい稼ぎ方のヒントになったのです。
4. SNS巡回で情報収集&気分転換
一方的な情報収集に徹すれば、SNSも有益なツール。他のママたちのリアルな声や、育児のヒントを得ることで、孤独感が和らぎました。「みんなも頑張ってるんだな」と、共感と勇気をもらえたんです。ただし、他人と比べるのではなく、あくまで情報収集と気分転換のツールとして割り切ることが大切です。
授乳が終わる頃には、ただ疲労困憊するのではなく、新しい知識を得たり、小さな達成感を味わったり、心を満たされたりする自分がいました。「片手しか使えない」という制約は、いつしか「片手でもできること」を探すクリエイティブな思考へと変わっていったのです。
もう、授乳時間は「空白の時間」ではありません。それは、赤ちゃんとの絆を育みながら、同時にママ自身の「心」と「未来」を育む、かけがえのない「黄金時間」へと変貌を遂げたのです。あなたもその片手、無駄にしていませんか?諦めていた「ワタシの時間」を取り戻し、授乳時間をママだけの密かな「ご褒美タイム」に変えましょう。
